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treatment外科・肛門外科

傷の処置や小手術のほか、お尻のさまざまなお悩みもお気軽にご相談ください。

切り傷や擦り傷、やけどなどの外科処置、イボやおできなどの手術、慢性肩こり、腰痛に対する注射のほか、肛門外科にも力を入れています。肛門外科では痔や肛門ポリープ、肛門周囲の皮膚炎や膿瘍の処置を行います。お尻のお悩みはなかなか相談しづらいこともあるかと思いますが、そのままにしてしまうと重篤な病気を見過ごしてしまうかもしれません。
当院では痔の日帰り手術も行っておりますので、ぜひご相談ください。

こんな症状はございませんか?

  • お尻の腫れ
  • お尻の痛み
  • お尻からの出血
  • お尻の痒み など

お尻に見られる疾患

  • 痔核(いぼ痔)
  • 裂肛(切れ痔)
  • 痔瘻(あな痔)
  • 肛門ポリープ
  • 肛門周囲皮膚炎
  • 肛門周囲膿瘍
  • 血栓性外痔核
  • 肛門カンジダ症
  • 肛門白癬症
  • 直腸脱
  • 尖形コンジローマ など
  • 痔(いぼ痔・切れ痔・あな痔)

    お尻のお悩みで一番多いものが痔です。痔にはでき方によって「いぼ痔」「切れ痔」「あな痔」の3種類があります。

    • 痔核(いぼ痔) 肛門の内側や外側にいぼができた状態です。肛門内側の粘膜にできるいぼ痔を「内痔核」、肛門外側の皮膚にできるいぼを「外痔核」と言います。
    • 裂肛(切れ痔) 肛門の皮膚が切れたり裂けたりしている状態です。排便の時に痛みを伴うため、排便を我慢して排便習慣が乱れてしまうことで症状が悪化する場合があります。
    • 痔瘻(あな痔) 肛門の周りに膿が溜まり、膿が通る孔ができている状態です。38〜39℃の発熱を伴う場合があります。肛門の周りに膿が溜まっている状態を「肛門周囲膿瘍」と言い、その膿が排出される際に膿の通り孔ができるとあな痔になります。
    • 原因

      • 慢性的な便秘や下痢
      • 長時間の座りっぱなし
      • 重いものを持った時の腹圧
      • 妊娠・出産による腹部の圧迫
      • アルコールの摂り過ぎ
      • 免疫力の低下 など
    • 治療方法

      • 食事、日常生活、排便習慣の改善
      • 軟膏、坐剤の使用
      • 注射
      • 手術 など

      基本的には、生活習慣の改善指導や薬物治療を行います。これらの治療で改善が見られない場合は、手術を行います。

  • 肛門ポリープ

    肛門の粘膜と皮膚の間に「歯状線」という境目があり、そこに炎症が起きたりしこりができたりして肥大化したものを肛門ポリープといいます。ポリープが大きくなると、排便時にポリープが外に出てきて痛みや出血を伴うこともあります。

    • 原因

      • 慢性的な便秘や下痢
      • 慢性的な痔(痔核・切れ痔・あな痔) など
    • 治療方法

      • 切除手術

      肛門ポリープの治療には切除手術をおすすめしています。局所麻酔による日帰り手術が可能です。

  • 肛門周囲皮膚炎

    肛門やその周囲の皮膚が炎症を起こしている状態です。症状としては、皮膚が赤くなったり、水疱やぶつぶつができて痒みを伴います。かき壊してしまうと血液や分泌液が出て悪化してしまう場合もあります。

    • 原因

      • シャワートイレでの洗い過ぎ
      • トイレットペーパーでのふき過ぎ
      • 頻繁な下痢
      • 多量の汗
      • 真菌(白癬菌やカンジダ菌など)への感染 など
    • 治療方法

      • 皮膚を保護する軟膏や、痒みを抑える軟膏の塗布
      • 肛門を清潔に保つ

      治療中、治療後は肛門を清潔に保つことが大切ですが、シャワートイレでの洗い過ぎや、トイレットペーパーでのふき過ぎには注意しましょう。